ただいま取扱説明書作成というミッションがあり、連日激しく知識のインプット作業を行っています。
もちろん世の中に出ている取説もたくさん入手して読むようにしているのですが、勉強になる一方で、気になったこともあります。
例えば、「警告
」「注意
」「注」という用語の使い分けがあるのですが、「警告
」「注意
」のいずれにも「~に関する注意」などと書かれており、用語がループしてしまっています。こんな感じで細かく考えてしまうとたいへん疲れる作業になるわけですが、製造業の現場で使い方を間違えると人体へのリスクもあるということで、丁寧に丁寧に仕事をしております。
●取説をつくる意味
もちろん使用者の適切な使用を目的として取説をつくるのですが、取説の製作を通じて、機械自体の危険度を下げられたらと思います。というのも、取説は、JIS規格において考えると、次の3ステップの最下層に位置づけられるものだからです。
☆3 Step Method
STEP1. 本質的安全設計方策(形状や操作方法、人間工学上の配慮等)
STEP2. 安全防護・付加保護方策(ガードによる危険源からの隔離等)
STEP3. 使用上の情報の提供(取説や警告表示等)
STEP3だけでは当然限界があります。
STEP3の作業をする中で、STEP1/STEP2の方策提案も少しずつしております。もう少し私の経験値が上がれば、さらに的確な、より実践的な解決法も出てくるでしょう。
●言葉って難しい・・・
ここまであえて「安全」という用語を使用しなかったのですが、 ISOにおいて、「安全」という用語はリスクがないという保証をしていると誤解されやすいため、使用を避けることが望ましいとされています。というわけで、取説づくりの中でも、安易な用語の使用にも気をつけていきたいと考えております。
ふ~、頭がぐにゃぐにゃになりますねー!
それではまた作業再開です!
もちろん世の中に出ている取説もたくさん入手して読むようにしているのですが、勉強になる一方で、気になったこともあります。
例えば、「警告




●取説をつくる意味
もちろん使用者の適切な使用を目的として取説をつくるのですが、取説の製作を通じて、機械自体の危険度を下げられたらと思います。というのも、取説は、JIS規格において考えると、次の3ステップの最下層に位置づけられるものだからです。
☆3 Step Method
STEP1. 本質的安全設計方策(形状や操作方法、人間工学上の配慮等)
STEP2. 安全防護・付加保護方策(ガードによる危険源からの隔離等)
STEP3. 使用上の情報の提供(取説や警告表示等)
STEP3だけでは当然限界があります。
STEP3の作業をする中で、STEP1/STEP2の方策提案も少しずつしております。もう少し私の経験値が上がれば、さらに的確な、より実践的な解決法も出てくるでしょう。
●言葉って難しい・・・
ここまであえて「安全」という用語を使用しなかったのですが、 ISOにおいて、「安全」という用語はリスクがないという保証をしていると誤解されやすいため、使用を避けることが望ましいとされています。というわけで、取説づくりの中でも、安易な用語の使用にも気をつけていきたいと考えております。
ふ~、頭がぐにゃぐにゃになりますねー!
それではまた作業再開です!