こんにちは。
前の記事が激重スタートだったので、流石にライトな記事を書きたい所です。
何かないかな〜と思っていたら昔、「緊張した」体験があったのでそれを書きたいと思います。
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私は高校まで女子が多い環境で育ってきたので、大学進学で地元を出ると、初めて男性が苦手な事に気がつきました。
それでも、年頃なので「彼氏が欲しい…」という気持ちは勿論あります。
ただ、緊張のあまり上手く話せず、ガンを飛ばしてくるような女と付き合いたい男性は居ません。
そこで、「男性克服計画」を実行したのです。
内容は至ってシンプル。
「出会い系アプリで男の人と会う」。
相当荒療治なのですが、その時の私にはこれしかない!と思ってましたし、今思えばこのお陰で出会えた人もたくさんいます。
ありがとうマリ○チャット。
今回はだいぶ使い慣れてきたころに出会ったお兄さんの話になります。
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お兄さんは当時30代くらいで、19歳くらいだった私からはおじさ……随分大人の男性に見えました。
出会い系の良くないところは、詐欺写真が使えることと、通話するとイケメンなんじゃないかと錯覚してしまう所です。
通話した私は「きっとイケメンに出会える!」と思ってワクワクしながら待ち合わせ場所に向かいました。
今では顔ガチャ、という下衆な単語もありますが。まさにギャンブル。
有り金を全ベットして挑んだゲーム。
車に乗り込み運転席を見ました。
そこにいるのは、解散してしまいましたがピスタ○オの伊地○さんを助走つけて数十回殴打したみたいな顔です。
(伊○知さんのことは大好きです)
「あ、え、お、おお……」
ショックのあまり、あ行しか口に出せなくなってしまった私を気にも留めず、ドライブが始まります。
今やマッチングアプリは沢山の人が使われていると思いますが、「この人は違うな…」って思った人と絶対にしない方がいい話題をお教えしましょう。
猥談です。
私はいつもの癖で猥談に話を持っていってしまいました。何故、癖になっているかはまた別の機会にお話します。
そこで、お兄さんが学生時代に家庭教師のバイトでJKに教えていた時の話になります。
掻い摘んで話すと、「ノーマルなJKをドSの俺様がドMに調教してやった話」です。
……TLコミック?
猥談の内容としては非常にシコリティが高い話だったので、私は脳内で松坂○李さんに置き換えて聞いてました。
「いいですねえ」と一通り聞き終わった後、お兄さんがとんでもないことを言い出します。
「俺、ドSだから少しでもMな所見えちゃうと○したくなっちゃうんだよね。気をつけて」
何言ってんだコイツ。
今私が20代半ばになって思いますが、10歳くらい歳下の女の子に言うセリフではないですよね。キモ。
そしてここで問題が発生します。
実は私、ガチガチのドM なのです。
首絞め、拘束、スパ……(自主規制)
私自身にも多種多様な性的趣向がありますので、それを満たしてくれるパートナーを途中からはアプリで探すようになりました。
なので、
自称ドS VS ガチガチのドM
の闘いの火蓋が切って落とされます。
誰が見たいんだよ。
私も性交渉するのは誰でもいいわけではありませんので、絶対に抱かれてたまるか!!と意気込みました。
「なごみちゃんはS?M?」
ジャブを打ってきます。
「いや、私はドSですね」
隙を見せたら終わりです。
ここでもし、「いや、普通ですねぇ〜〜」なんて言ったら「Mっぽいよね笑」と返されて敗北ルートまっしぐらです。
毅然とした態度でSを主張しますが、
「いや、嘘でしょ〜Mっぽい笑笑」
うるせえな。
無駄に嗅覚良いのムカつくな。
助走つけて蹴り飛ばしてやりたい。
「ハハハ、そうですかね〜〜」
愛想笑いで切り抜けました。
次の攻撃です。
「なごみちゃんはお尻叩かれたことある?」
ないだろ……あるわ。
でもここで「ある」なんて言ったらバッドルートなんなら地球滅亡エンドです。
「そんなのある訳ないじゃないですか〜。笑 叩く側ですよ」
ここでも毅然とSアピール。ちなみに男性のお尻を叩いた経験は本当にあります。
「へえ…そっか…」
どこか残念そうな面持ちのお兄さんに気づかないふりをして、外の夜景を眺めていると、どんどん深い森の中に入っていきます。
じわじわと変な汗が出てきました。
「こ、これって、どこに向かってるんですか?」
「ああ。笑 なんか適当に走ってたらこんな所来ちゃった。笑
とりあえず停めるね」
人っこ一人いない駐車場に車を停めました。
……もしかしてこれ殺されるやつ?
と思いましたが、そんなことはなく、下心見え見えのスキンシップで抱きに来ようとしますが「恥ずかしいです」と言って避け続けたらとうとう諦めて家に帰してもらいました。
その数日後、カ○オトークに通知がきて、「〇〇から連絡先教えてもらいました!よろしく!」と知らんおじさんから勝手に追加されてたので諸共ブロックして終了しました。
みなさんも初めての方と会う時は、よっぽど良い人じゃなきゃドライブは避けた方が良いです。