「最近、目がしょぼしょぼする」
「スマホやパソコンを見ているとすぐに目が疲れる」
「夕方になると視界がかすむ」
こうした症状がある場合、ドライアイが関係している可能性があります。
現代はスマートフォンやパソコンを使う時間が長く、目を酷使しやすい時代です。
そのため、ドライアイは特別な病気というよりも、誰にでも起こり得る身近なトラブルになっています。
今回は、ドライアイの原因やサイン、そして日常でできる対策をまとめてみました。
ドライアイとはどんな状態?
ドライアイとは、涙の量や質が低下して目の表面が乾いてしまう状態です。
涙は単なる水分ではなく、実は次の3つの成分でできています。
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水分
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油分
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ムチン(粘液)
このバランスが保たれることで、目の表面は潤い、視界もクリアに保たれています。
しかし、このバランスが崩れると
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目が乾く
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目がゴロゴロする
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視界がかすむ
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目が疲れる
といった不調が現れてきます。
こんな症状があれば要注意
ドライアイでは「乾き」以外にもさまざまなサインが出ます。
ドライアイの主なサイン
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目がかすむ、見えづらい
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目の奥が重い
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異物感がある
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光がまぶしい
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夕方になると症状が強くなる
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涙が出るのに乾いた感じがする
一見矛盾しているようですが、
ドライアイでも涙が出ることがあります。
これは乾燥した目を守ろうとして、防御反応として涙が分泌されている状態です。
なぜドライアイになるの?
ドライアイの原因はさまざまですが、特に多いのが次のような生活習慣です。
▶デジタル機器の使いすぎ
スマートフォンやパソコンを見ていると、まばたきの回数が減ります。
通常は
1分間に15〜20回
しかし画面に集中すると
半分以下になることもあります。
まばたきが減ると涙が蒸発しやすくなり、目の乾燥につながります。
▶スマホ姿勢の影響
スマートフォンを見るとき、多くの人は
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下を向く
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目を一点に固定する
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長時間動かない
という状態になります。
本来、首や目は動きながら使うことで負担が分散されます。
しかし同じ姿勢が続くと、
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目の疲労
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首の負担
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血流の低下
が起こりやすくなります。
こうした状態も、目の乾きや眼精疲労の原因になります。
▶コンタクトやアイメイク
コンタクトレンズは角膜を覆うため、涙の循環に影響します。
また、アイメイクや美容液が涙の出口をふさいでしまうこともあり、ドライアイの原因になることがあります。
▶睡眠不足・ストレス
涙の分泌には自律神経が関係しています。
睡眠不足やストレスが続くと自律神経が乱れ、
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涙の分泌低下
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眼精疲労
につながります。
▶空気の乾燥
エアコンの風や乾燥した室内環境も、涙を蒸発させやすくします。
冬の暖房や夏の冷房は、ドライアイを悪化させやすい要因です。
▶ドライアイを放置するとどうなる?
軽い不快感だからと放置していると、
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角膜や結膜の傷
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感染症
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視力の低下
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頭痛や肩こり
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慢性的な疲労
などにつながることもあります。
目の状態は、実は体全体のコンディションとも深く関係しています。
身体はさまざまなサインを出してくれています。
小さな違和感を見逃さないことが大切です。
今日からできるドライアイ対策
▶意識してまばたきを増やす
スマホやPCを使うときは
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20分ごとに目を休める
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遠くを見る
などの習慣を作ると、目の疲労が軽減します。
▶目元を温める
蒸しタオルやホットアイマスクで目元を温めると、
涙の油分を出す「マイボーム腺」の働きが良くなります。
1回5〜10分ほど行うだけでも効果的です。
▶画面の位置を調整する
画面は
目線より少し下
に置くのが理想です。
また、距離は
40cm以上
を目安にしましょう。
▶部屋の湿度を保つ
加湿器や濡れタオルなどで湿度を保つだけでも、目の乾燥はかなり変わります。
▶食事もドライアイ対策になります
目の健康には、栄養も重要です。
特に次の栄養素が役立ちます。
オメガ3脂肪酸
涙の油分の質を高めます。
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サバ
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イワシ
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サンマ
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マグロ
ビタミンA
目の粘膜を守ります。
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にんじん
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かぼちゃ
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ほうれん草
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レバー
ビタミンE
血流をサポートします。
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アーモンド
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アボカド
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大豆製品
ビタミンC
抗酸化作用があります。
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みかん
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キウイ
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ブロッコリー
目の違和感は身体からのサイン
「なんとなく目が重い」
「視界がぼやける」
「目薬が手放せない」
こうした違和感は、身体が出している小さなサインかもしれません。
スマートフォンやパソコンが欠かせない時代だからこそ、
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目を休める
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姿勢を整える
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生活習慣を見直す
といったケアが大切になります。
毎日働いてくれている大切な目。
少しだけ労わる習慣を取り入れてみてください。













