運動して汗をかいた後、お風呂に入って汗を流すのはとても気持ちが良いですよね。お湯に浸かるかシャワーだけにするか迷うこともあるかと思いますが、基本的には身体の疲れを取るためにはお湯に浸かる方が効果的です。しかし、筋肉痛がある時はどうでしょうか?今回は、筋肉痛の時にお風呂に入って良いのかについて詳しく解説していきます。
筋肉痛がある時のお風呂の入り方
寒い季節に運動をした後の入浴は、とてもスッキリしますよね。しかし、じっくり入浴してしまうことで逆に体調が悪くなることもあります。とはいえ、基本的にお風呂に入ることは筋肉痛の緩和に効果的です。ただし、炎症が発生している筋肉痛の場合は、短時間の入浴が適切です。じっくりお湯に浸かるのは避けましょう。
じっくりお風呂に入るとマズイ筋肉痛
じっくりと入浴してしまうと、筋肉痛や捻挫などの痛みが悪化することがあります。炎症が起こっている部分は、身体が損傷した箇所を治そうとして熱を出す反応を起こしています。この状態にさらに熱を加えると、症状が悪化してしまうことがあるため、注意が必要です。
筋肉痛を入浴で効果的に回復させる方法
運動をしてひどい筋肉痛になった時や、思いがけず多く運動をして筋肉痛になった場合、ただお風呂にじっくり浸かるよりも効果的な方法があります。それは「温冷交代浴」です。
温冷交代浴とは?
筋肉痛や関節痛に対して、温冷交代浴を行うと血流が促され、筋肉の回復が早まります。まず、筋肉の痛みがある部分に水のシャワーをかけるか、水風呂に30秒ほど浸かります。その後、41〜43℃のお湯に2〜3分間浸かることを繰り返します。この手順を5回ほど行うと、血管が収縮と拡張を繰り返すことで、ポンプのように血流やリンパの流れが良くなり、筋肉痛が和らぎます。炎症がある場合でも、この方法は適切ですので、ぜひ試してみてください。
温冷交代浴の注意点
心臓付近に直接冷水をかけるのは避けましょう。まずは手足の先から徐々に冷たい水をかけるようにして、心臓への負担を減らすように気をつけてください。
筋肉痛にはMP365の塗布もおすすめです。