皆さんこんばんは。

花丸なごみです。


投稿が遅くなり、申し訳ございません。

実生活の方が少し忙しく、ゆっくりブログを書く時間が取れなかったのです…


続きは次の投稿で、と言っておきながら、ひと月も空いてしまうとは…

待っていてくださった方は、ありがとうございます。


それでは前回の続きから。


そこでお医者さんに言われたのは、心臓の周りに腫瘍がある、ということでした。


その腫瘍が物理的に気管支を圧迫し、呼吸が苦しくなっているのではないか、と。


そしてその腫瘍は、心臓の周りに通っているリンパが腫れていることで生じているのではないか、とも言われました。


その時の私は、「リンパが腫れる」ということがどういうことか分かっておらず、自分の状況にいまいち理解が出来ませんでした。


先生には「親御さんを連れて、もう一度来てください」と言われたため、私は帰って母親に連絡を取ることに。


「今日病院に行ってきたんだけど、お母さんも来て欲しいんだって」

と言うと、母は早速次の日に来てくれることになりました。


次の日。

母を連れてもう一度病院に行くと、先生から

「長期間の治療になると思うので、可能なら地元に帰る方がよいと思います」

と言われました。


一人暮らしをしながら通院することも考えたのですが、どちらにせよ短期間の入院は必要。

入院中に親の支援を受けるには、地元の病院の方がいいという判断をしました。


母が来た次の日、私は地元に帰ることにしました。


とは言っても、この時は大学を休むかどうかも決めていなかったため、一人暮らしの家はそのままにしてきたのですが…


私はその後、地元の病院に入院し、腫瘍の一部を切り取る検査を受けました。


口から管を通す際、喉に入れる麻酔がとても苦かったことを覚えています…


思わず「苦!」という顔をしたら、看護師さんに

「そんなに苦いなら、苦くない麻酔を開発してね〜」

と軽く言われました。


検査の結果が出るまでの間に、私は両親と一緒に、一人暮らしをしていた家に向かいました。


長期間の治療に向き合っていくと決め、大学の休学を決めたためです。


引越しの作業中、私はベッドから起き上がることが出来ず、

「その本はこっち、その皿はそっち」

などと、両親を顎で使うとんでもない娘でした。


98%は両親の働きで、引越し作業は無事に完了。

私たちは大荷物と共に、地元へ帰りました。


週明け、病院に行って聞いた検査の結果は、悪性リンパ腫。


最初に病院で聞いた時から、少しずつインターネットで調べていたため、「やっぱりか」という気持ちでした。


しかし、血液のがん、と言い換えると、やはり不安な気持ちにはなります。

診察室から出た後、待合室でわんわん泣いてしまいました。


その間ずっと、背中をさすってくれた母親。

何も言わず、そばに居てくれた父親。

普段と何も変わらず、接してくれた兄。

この経験を通して、家族には感謝しかありません。


次の日から入院し、治療が始まりました。


抗がん剤を用いた治療は、現在までで5回のサイクルが完了しています。


最初は辛かった副作用も、少しずつ軽くなってきました。


ウイッグのアレンジ、眉毛のメイクなどを通して、脱毛の副作用は楽しめるようになってきています。


当初の予定では、治療は全部で6回と言われました。

いよいよ次で終わるんだ、という達成感を感じています。


余談ですが、皆さんの中には、先週放送した「逃走中」をご覧になった方はいらっしゃいますか?


幼い頃から大好きな番組で、今回もリアタイで見ていたのですが、参加者の中に笠井信輔さんという方がいらっしゃいましたよね。


私は知らなかったのですが、一緒に見ていた母が

「この人、大きな病気したんじゃなかったっけ?」

と言いました。


気になって調べてみたところ…笠井さんも悪性リンパ腫を経験されたんですね。


同じ病気で、しかも回復して走れるようにまでなっている姿を見て、元気を貰えた気がしました。


最後は少し話が逸れてしまいましたが…

今回はここまでとさせていただきます。


ここまで読んでくださって、ありがとうございました。

また次の投稿でお会いできれば嬉しいです。


花丸なごみ