今回は藤子Ｆマニアっぽい内容です。

紹介する作品は『Ｔ・Ｐぼん』。

『Ｔ・Ｐぼん』は僕が一番好きな藤子作品かもしれない。

歴史の谷間で不幸に命を落とした人々を救助する
タイムパトロール隊の物語である。

１９７８年から、『月刊少年ワールド』『月刊コミックトム』に
不定期で連載された。

希望コミックスより全５巻が出版されたが
物語は完結しないままに藤子Ｆ先生が永眠されたため
コミックスに未掲載の作品が存在する。

↓僕が所有する全５巻。

（小学生の時に買った物なのでそうとう傷んでます）

その後も様々な出版社よりコミックスが発売されたにも関わらず
現在まで２話が未収録のままになっている。

その２話とは「王妃ネフェルティティ」と「ひすい珠の謎」であるが
ファンはいったいいつになったら読めるのかと
ずっーとヤキモキしていた。

この２話を読む方法はただ一つ。
国会図書館で、掲載されていた当時の雑誌『月刊コミックトム』を読むしかなかった。
実際、僕も国会図書館まで出向き
コピーを取って貰った。
なので現在、僕のアイパッドにはしっかり入っている。

しかしである。

とうとう藤子・Ｆ・不二雄大全集にて
収録が決まったのだ。

収録されるのは来年３月に発売する
３巻と思われるので、楽しみに待っていた人は
もうしばらくお待ち下さい。

１巻は９／２２発売です。

書籍『Ｔ・Ｐぼん』