10/31の「酒のツマミになる話」で
番組が年内に終了すると発表された。
番組冒頭で、千鳥の大悟が番組を辞めることを報告し
最後に「面白くなければテレビじゃない。
フジテレビありがとうございました。」
…と締めくくった。
もちろん、これはフジテレビの1980年代のキャッチフレーズ
「楽しくなければテレビじゃない」を意識したものだ。
しかし今年、フジテレビは一連の問題を踏まえて
「楽しくなければテレビじゃない」から脱却し
放送法の原点に立ち返り、公共性をもって社会から
必要と認められる企業となると宣言した。
当時、僕は「楽しくなければテレビじゃない」は
間違ってないと書いた。
但し、「楽しければ何をやっていい」ではなく
不快な思いをする人が居るのなら
それは間違っているというだけだ…と。
今回の「面白くなければテレビじゃない」は
大吾のフジテレビに対するメッセージが込められている。
コンプラも大事だけど、コンプラばかりを意識してたら
本来のテレビの目的を見失ってしまうよ…ってね。
そして、これを放送した現場のスタッフも
同じ想いなんだと思う。