阪神タイガースが史上最速Vという
圧倒的な強さで優勝しました。
不安に思ったのは交流戦の7連敗くらいで
あとは全く心配になる場面もないまま
最後まで勝ち続けた。
藤川監督の凄さは、目先の1勝を取りに行かないこと。
目の前の勝ちを拾うことは大事なことだけど
それを続けているとどうしても無理が出る。
調子のいい選手にばかり負担を掛け
結果として、その調子のいい選手までも潰してしまう。
仮に優勝出来たとしても
翌年はチームがガタガタになってしまう。
そんな監督が過去にもたくさん居た。
しかし、藤川監督は違う。
満遍なく選手を使うのだ。
若手にもチャンスを与えるし
疲れてる選手がいたら休ませる。
それでいながら史上最速Vを達成していることが
凄いのだ。
しかも新人監督で…。
そうなるとクライマックスシリーズの
不要論という話になる。
ここまで圧倒的な優勝でありながら
クライマックスをやる理由があるのか?
アドバンテージを増やす必要があるとか
いろいろルール変更は考えるべきとは思うが
今回は現状のルールでやるしかない。
僕は、仮にそれで阪神が日本シリーズに行けなくても
仕方ないと思っている。
そういうルールで初めからやってるからね。
どんだけ強くても7連敗した時みたいに
歯車が噛み合わないことはある。
僕はもう、日本シリーズはオマケだと思ってる。
暗黒時代を知ってるファンからしたら
これだけ1シーズン楽しませて貰ったら
十分という気持ちだよ。