5月11日に、BS-TBSで放送される

「渡る世間は鬼ばかり 番外編」の脚本を手掛けたのは

AIである。

2021年に95歳で亡くなった橋田さんの
生誕100周年を記念した企画で
これまでの「渡る世間―」約200本をAIに読み込ませ
「もし今も橋田先生が生きていたら、
 現代の家族をどう描くだろうか…」と問いかけて

AIが脚本を作成したのだ。


2019年には、AIによる手塚治虫の新作漫画
「ぱいどん」という企画があった。

この時のAIの役割は

プロット制作とキャラクターデザインのみで
執筆部分の多くに人間の手が入った。

しかし最近、ジブリ風のAI画像が話題になったように
今なら執筆もAIが完全に行うだろう。


AIにクリエイティブなことなんて無理
…という概念はとっくに覆されている。

2023年には、AIを用いた脚本作成に対する規制を求め
米ハリウッドの脚本家たちがストライキを行った。

今は、過去の作品を学習させている状態だが
この先、全くのゼロから

新しいモノを作ってしまう可能性もある。


正直言うと、僕もどう受け止めてよいかまだ判らない。

AIが作った話をAIが作った登場人物が
AIで演出された演技をする。

AIでも作ったモノが面白ければいいと思う反面
本当にそれで良いのかなぁ…という疑問もある。

うーん…。

やっぱり創作に対するAI規制は、必要な気がするなぁ。