米投資ファンドのダルトン・インベストメンツが
フジ・メディア・ホールディングスに
12人の社外取締役の選任を求める
株主提案を送付したと発表した。
40年続いた「日枝久体制」からの完全脱却が
ダルトンの目的である。
僕もそれについては異論はないが
それでもダルトンを信じ切れないのは
ダルトンがフジを再建するつもりとは
思えないからだ。
提案した12人の社外取締役のメンバーに変われば
なんとなく生まれ変わった感じはするし
スポンサーも戻りやすくはなるだろう。
だからといって
フジに明るい未来は感じない。
結局、彼らはフジテレビをどうこうではなく
株価を釣り上げて売却することが目的だからだ。
変わることが大事なのではなく
世間に会社が変わったように見せることが大事なのだ。
フジはこの提案、どうするのかねぇ?