フジテレビについて、今でもよく分からないのが
2011年のフジテレビ抗議デモ騒動である。
高岡蒼甫が、フジテレビの番組が韓国に偏っている
…と批判したことから始まった騒動で
高岡が事務所を退職に追い込まれたことをきっかけに
フジテレビ社屋を取り囲む大規模なデモへと発展した。
岡村の「嫌なら見るな」という発言も騒動に追い打ちをかけた。
前年までフジテレビは7年連続で視聴率3冠王を獲得する
正に絶好調の時期だった。
しかし、この2011年からフジテレビの凋落が始るのである。
そのまま現在にまで続いているフジテレビの低迷だが
そのきっかけは、この騒動といっても良い。
この時、フジテレビは7年連続3冠王の奢りなのか
何も対応をせずただ静観していたのだが
その判断は完全に間違いだったと思う。
これは今だから言えるという話ではない。
「今後は韓国のエンタメとは一切関わらない」と宣言すれば
騒動は収まるどころか逆に支持も得ただろう…と
僕は当時から思っていた。
それにしても分からないのは
フジが韓国をゴリ押ししていた理由だ。
なぜ、視聴者の反感を買ってまで
韓国を押し続けたのだろう?
それによってフジは何を得たのか?
失ったものの方が余りにも多すぎるのだ。
あれ以来、ずーっと疑問に思っているのだが
これについて明確な答えを聞いたことがない。