「海に眠るダイヤモンド」の視聴率が
『ごめんね青春!』の7.7%を下回って
日曜劇場の歴代最低視聴率を更新するかもという
ネットニュースがあった。
前クールの「ブラックペアン2」は11.3%。
その前の「アンチヒーロー」は10.8%。
更にその前の「さよならマエストロ」は10.7%。
…と今年は2桁をキープしていた日曜劇場だが
「海に眠るダイヤモンド」は初回こそ11.0%だったが
以降は7~8%といった数字になっている。
ドラマは好評なのに視聴率は振るわない…。
僕は、野木亜紀子が日曜劇場をやると聞いた時
「大丈夫かな?」と思った。
「大丈夫かな?」というのは
日曜劇場であることを意識して
変なことにならないかな…という心配だ。
つまり正義と悪的な単純な構造だ。
でも、蓋を開けてみれば
しっかり野木亜紀子作品で安心したのだが
でもそれって逆に言えば
日曜劇場が好きな視聴者向けでは
なかったのかもしれない。
「海に眠るダイヤモンド」は
別の放送枠だったら良かったのだろうが
そんな簡単な話でもない。
日曜劇場以外で
あれだけの予算を掛けられる枠はないからだ。
日曜劇場だから出来た作品であるが
日曜劇場では受けいられないという現実…。