「宙わたる教室」は素晴らしい最終回でした。
第1話を見た時点では
こんなラストが待ってるなんて想像も付かなかった。
いろんな事情で定時制に通っている生徒たちが
1人1人と科学部に集まり
同じ目標に向かって進むことになる。
イッセー尾形以外、名前も知らなかった生徒たちが
とても魅力的に描かれて、応援したくなった。
科学部部員だけじゃない。
不良仲間の二人だって、コンピューター部の部長だって
キャバクラで働いている生徒だって
とても生き生きと描かれている。
特に科学部部長を演じた小林虎之介は
このドラマの実質的な主役といえる。
彼の葛藤と成長が、しっかり伝わったからこそ
このドラマは名作になった。
最後の舞台でのスピーチは
後世に伝えたい名シーンだ。