Netflixドラマ「恋愛バトルロワイヤル」。

「男女交際禁止」の校則が制定されたエリート高校で
お金の為に、交際の証拠写真を

揉み消す「ラブキーパー」の活動を始める

…という物語。

主演の見上愛をはじめとするキャストも良かったし
物語のテンポもいいので軽く見れる。

ただ、前半のラブキーパーの話は良いのだけど
後半の恋愛の是非論みたいな方向に進んでからは
ちょっとメンドくさくなってくる。

実際に、男女交際禁止を破って退学した生徒が

学校を訴えた裁判を、物語の下敷きにしているので

そうなっちゃうのは解るけど

ラブキーパーの話を膨らました方を
見たかったなぁ…と思った。



あと、タイトルの「恋愛バトルロワイヤル」がなぁ。

「バトル・ロイヤル」は複数人が同時に戦い
1人の勝者を決めるプロレスの試合形式の1つである。

そして、「バトル・ロワイアル」は
英語の「バトル」とフランス語の「ロワイアル」を組合わせた
「バトル・ロワイアル」の作者・高見広春による造語である。

なので、別の作品で作られた造語を
普通にある言葉みたいに使ってるのに
とても違和感があるし
そもそも1人の勝者を決める話でもないので
このタイトルで良かったのかな…と思ってしまった。