パリ五輪のスポーツクライミング女子は
なんともやるせない結果となった。

森秋彩選手は、クライミングでは不利とされる
154センチの小柄な選手。

前半のボルダーの第1課題では
スタートホールドに手が届かず、なんと0点に終わってしまった。

0点で終わったのは彼女だけだ。

後半のリードでは全体最高の96.1点をたたき出したが
ボルダーの0点が響き、4位に終わった。

もちろん、スポーツによって
体形の有利不利はあるのは仕方ない。

しかし、低身長であるがゆえに、スタートすら出来ないなんて
どこが多様性なのか…。

体操の鉄棒で、棒に掴めずに終わるみたいな話だ。

それでも森選手は、不平不満は言わず
「自分らしい登りで終えられたので楽しめました」と
振り返った。



ところで森選手は、現在筑波大学の学生であり
パン屋でアルバイトしていると中継の中でも触れられていたが
そのパン屋が「クーロンヌ」であることが
同店の公式Xで明らかになった。

つくばのパン屋ということで
田舎の小さなパン屋をイメージする人もいるが
クーロンヌは、常に人が並んでいるくらい
つくばでは有名な超人気パン屋。

僕もつくばに行く時は
絶対に立ち寄るようにしている。

なのでもしかしたら、森選手にも会ってたのかもなぁ
…なんて更に応援したくなった。