パリ五輪のボクシング女子66キロ級で
イマネ・ケリフ選手が金メダルを獲得した。

このボクサーは、国際ボクシング協会が主催する
世界選手権の検査で、XY染色体を持つと証明され
出場権を剥奪されている。

XY染色体とは男性の筋肉、骨格であるということだ。
肉体を見れば一目瞭然だ。

勘違いしている人がいるが
この方は性転換手術等で男性から女性になったのではないし
性同一性障害ということでもない。

元々女性として生まれているが
XY染色体を持っている体であるということだ。

国際ボクシング協会が出場させていないのに対して
IOCはパスポートが女性だからという理由で
オリンピックの出場を許可してしまったのだ。

これがどれだけ問題なのか解っていない。

単純に金メダル取ってズルいというだけではない。
ボクシングは格闘技なのだ。

ボクシングは細かく体重も区切っているくらい
危険なスポーツである。

そんな中で、女性が男性に殴られることが
どれだけ危険な行為なのかIOCは解っていない。

もちろん命を落とすことだってあるし
後遺症で、言葉が喋れなくなったり
体が動かなくなったりすることだってある。
多様性とかで語る次元の話ではないのだ。

世界中の批判を跳ねのけて金メダル取ったという
感動的な話にしようとしているが
その裏には命の危険に晒された女性ボクサーたちが
たくさんいることを理解しないといけない。

こんなことを容認していたら、スポーツが成立しなくなる。
 今回、夢を膨らませて競技に参加した選手が

とにかく可哀想だ。