スノーピークの2023年12月期連結決算は
売上高が前期比純利益は同99.9%減の100万円
…という驚くような数字が発表になった。

スノーピークはキャンプを中心とした企業で
減益はキャンプブームの収束と言われている。

コロナ過の三蜜回避から始まった
キャンプブームも、コロナの終わりと共に
過ぎ去ったということだ。

 

確かに、ブックオフなんか行くと

キャンプ用品が山積みになっている。

そもそもキャンプはわざわざ手間を楽しむ娯楽で
めんどくさがりの僕なんかは全くダメな趣味だ。


ライトユーザが、グランピングのような
手軽な方向へとシフトしていくのも容易に想像できる。

 




どんな分野でもブームが去ってからが本当の勝負だ。

ブームが去ったからといって
キャンプする人がゼロになったワケではもないし
好きな人たちはブーム関係なしに今後も続けていく。
ただ、新規で始める人は圧倒的に減っていく。

新規で始める人が減るということは
新たに道具を買い揃える人が減るということ。

既にキャンプを楽しんでいる人が
道具を買いなおすことはなくは無いが圧倒的に少ない。

コアユーザをいかに楽しませるかが
今後の課題となる。