先日の「激レアさんを連れてきた。」に
ファミコンソフト「燃えろ!!プロ野球」の
開発者・関雅行氏が登場した。
一応、説明すると
「燃えろ!!プロ野球」は1987年に発売した
ファミコンのゲームである。
170万本も売り上げた人気ソフトではあるのだが
ゲームはバグだらけで
クソゲーの代表ともいえる作品である。
番組ではそのゲームの開発秘話が語られた。
当時、中学生だった僕はもちろんよく覚えている。
野球中継と同じ投手後方からのアングル。
特徴のある選手の投球フォームや打撃フォーム。
投手交代時やホームランの際の演出、合成音声。
このソフトが発表になった時
大いに野球ファンは盛り上がった。
「待て待て、野球ファン達よ落ち着け。
発売元はジャレコだぞ。」
僕は野球ファンではあるが
同時にディープなゲームファンでもあった。
ジャレコがそれまでに
どれほど酷いゲームを発売してきたかを
よく知っていたのだ。
「こんな見た目の安っぽい演出に騙されちゃダメだ。」
そんな僕の忠告は全く無視され
野球ファン達はこぞってゲームを買い
落胆するハメになった。
当時はファミコンブームに便乗して
いい加減なゲームがたくさん発売してたけど
その中でも「燃えプロ」は
販売本数という点で群を抜いていた。
30年以上過ぎている今でも
みんな「燃えプロ」のことを鮮明に覚えている。
ある意味、それだけ当時の子供たちにインパクトを
与えた作品だったのだ。