岸田首相の
「女性ならではの感性や共感力を十分発揮していただきながら、
仕事をしていただくことを期待したい」
…という発言。
なかなか批判されていてるけど
批判を理解出来る一方で、釈然としない気持ちもある。
そもそも、報道だって
女性閣僚が何人とか数を強調しているが
別に男だろうが、女だろうか本来はどうでも良いハズだ。
でも、男女とか関係なく能力主義です…と言って
閣僚を全員男にしたら
それはそれでジェンダーギャップ指数が低いと
批判するワケだ…。
男女差別に敏感な人ほど
女性を下に見ている気がしてしまう。
レディーファーストって
つまりは女性を下に見ているワケで
差別主義者の行動なのだ。
正しくは、自分以外ファーストであるべきだ。
女性議員にしても
「女性の社会進出」とか「女性目線の子育て政策」とか
「女性ならでは」を武器に当選しているのではないのか?
首相が「男性ならではの感性」と言ったら
同じように批判されたのだろうか…。
以前、医学部入試でわざと女性の合格率を下げているという
事件があった。
もちろん、これは絶対ダメな事例だ。
だからといって、女性の数が少ないから合格率を上げよう
…とするのだって絶対ダメなハズである。
でも女性閣僚が何人みたいな報道を見ていると
そういう話のように見えてしまう。
男女の平等って難しい…。
一方で、「女性ならでは」なんて
不用意に報道陣の罠にはまってしまう
岸田首相の無能っぷりにもガッカリしている。