「教場0」の6話はドラマキーともなる
大事な回なんだけど
あまりにも???…な展開だった。



まず、前半の画家が歯科医を殺す事件。

野次馬の写真を撮って
近所に住んでる事務員の女性に街の人を除外させただけで
画家にまで辿り着いた…。
写真だけで身元が解るってどんだけ優秀なんだよ。

しかも、被害者と対立してた。
美術解剖学の知識で人体の切断は容易に出来るはず
…ってだけで犯人に決め付けるって
酷くない?

「画家を容疑者にあげたなら美術の勉強をしろ」
とか言ってたけど
その前にちゃんと証拠を固めなよ。

「教場0」全体に言えることだけど
全く裏を取らないよね。


犯人にしても、頭と手首を切断までして
頭と手首は周到に処理した?

なんでそこまで手の込んだことをするのか
解らないけど、息子が画家目指すって言ったら
あっさり自首してしまう…。

 

時間稼ぎしたいだけなら

埋めるだけでいいんじゃないの?

前半はあっさり片づけたいという
思惑が強すぎてあまりにも雑な展開だった…。



そして、大事な後半。

目を負傷する場面は既に放送してるので
そこにどう結び付けるのかが焦点。

張り込み応援の要請で
宝石店強盗の容疑者が桜木町で発見された…と。

なぜかビルの屋上みたいなとこに車を止めて待機。

こんなとこで張り込み?
ときおり双眼鏡て何かを見ている。

「来ました」と車を折りる二人。
何が来たのか…?

キムタクは「ほっとけ」と言ってるので
千枚通しの男はそもそも目的とは関係ないワケだ。
なぜ、千枚通しの男が
タイミング良く現れたのかも疑問だが…。

結局、そこで乱闘になって負傷するのだけど
何がなんだか解らない展開だった。


君塚良一の脚本っていつもこんな感じ。
やたらと思わせぶりな、シーンやセリフを散りばめて
期待値を上げさせる割に着地点がフニャフニャ…。
細かいディテールが欠如してるから
内容が薄っぺらなんだよね。


雨の中で感動的なシーンにしてるけど
モヤモヤが強すぎて全然気持ちが乗らなかったなぁ。