80年代の「第三舞台」が大ブームの頃に
僕も「第三舞台」に出会った。
以来、ずっと追いかけていくことになるのだけど、
その「第三舞台」は2001年に活動を休止し
主催だった鴻上尚史は
2007年に「虚構の劇団」を立ち上げた。
「虚構の劇団」は、2000人以上の応募者から
選ばれた若いメンバーで構成された。
そんな「虚構の劇団」を旗揚げから
追い続けていくことになる。
そんな「虚構の劇団」の活動も
15年が過ぎとうとう解散することになった。
旗揚げ時のメンバーは4人になってしまったけど
新しいメンバーも加わわったりで
しっかり劇団として成長していた。
なので解散はしても寂しい。
解散の理由は語られていないけど
そろそろ旅立ちの時なのかも…と思う。
最後の公演は「日本人のへそ」だった。
初めて鴻上尚史以外の脚本作品となる。
僕は「日本人のへそ」を見ながら
もう15年も経ったのかと感慨深くなった。
虚構の役者さんたちは
みんな魅力的で楽しそうに演技をする。
彼らが売れてテレビでも見る日が来ることを
心から祈っている。