シンガーソングライターの川本真琴が
音楽のサブスクリプションについて
「サブスクというシステムを考えた人は
 地獄に堕ちてほしいと思っている」

とツイートした。
サブスクでの利益の少なさを嘆いたツイートである。

サブスクリプションとは
ざっくりと簡単に言うと
定期的に決まった料金を支払い
サービスを利用したり
商品を受け取ったりするシステムです。

最も利用されているのは、音楽で
アップルとかに月額千円くらい払うと
登録されている音楽が聴き放題になります。


ちなみに僕は利用していません。
利用している人は常に新しい曲を
たくさん聞きたい人であって
僕のようなオールドユーザーは
新しく聞きたい曲なんて、年間数曲なので
聞きたい曲だけダウンロード購入すれば
済む話なのです。


で、川本真琴のこの発言なんだけど
彼女によると
サブスクの収入は1回再生されて
0.01円以下なんだそうだ。
(契約等によってこまかい数値は変わると思う)

つまり、100万回再生されて1万円の収入?
それを作詞、作曲、歌手で分ける…と。

本当に稼げているのは一握りで
ほとんどのミュージシャンは
月に数万円以下の収入ということになる。

川本真琴の嘆きも解らなくはない。


ではサブスクが無かったら
ミュージシャンは幸せなのかといえば
絶対にそんなこともない。

再びCDが売れる時代に戻るどころか
違法コピー、違法ダウンロードが
主流になってしまい
ミュージシャンにとっては
よけいに悲しい事態になってしまうからだ。


しかし、サブスクがあることで
今まで聞かなかった音楽に触れることだってある。
それがきっかけで
ライブに足を運んでくれる人だっている。
そう思って頑張るしかないのだ。

簡単に消費されていしまう時代の中で
いかに生き残っていけるか…。

クリエーターにとっては
厳しい時代だよね。