「天空の城ラピュタ」が公開された当時
僕は中学生でした。

パズーやシータと同世代だった中学生が
この映画を見て興奮しないワケがなくて
映画館を出たあとも
その興奮はしばらく収まらなかった。

「ラピュタ」を見ると
そんな中学生の頃が蘇ってきてしまう。


「ラピュタ」は興行的には全然で
確かに僕の周りでも見たという以前に
そもそも存在すら知らない人がほとんどだった。

当時、近所のレンタルビデオ屋では
ダビングしてくれるサービスがあって
確か1分10円とかだったかな…。

まだいろいろ緩い時代なのでね。

「ラピュタ」のVHSは1万円以上したので
中学生の僕が手に入れるには
このサービスを利用するしかないのだ。

僕は「ラピュタ」のビデオ発売日に行って
一番にダビングして貰った。
注目度の低い作品だったので
そんな人は他には居なかったなぁ。

僕はそのビデオを自分でも何十回と見たんだけど
友人達にも貸しまくって
「ラピュタは凄いんだ」
「宮崎駿は天才なんだ」と
布教活動に努める
…そんな中学時代だったなぁ。






※ちゃんとパンフレットも残してました