「嫌われた監督」は去年9月に発売した本で
落合博満の中日監督時代をまとめた
ノンフィクションである。
アマゾンのレビューを見ると
3700件もの投稿が挙がった上で
4.7ととても評価が高いことがわかる。
確かに面白い本で
当時の中日を見ていた人なら
より楽しめる内容だと思うし、
そうでない人も落合博満という人間の
凄さを知ることの出来る一冊だ。
落合監督時代の中日はとにかく強かった。
能力の高い選手が揃っていて強いのなら
わかるのだが、中日はそういうチームではない。
最終的に1点でも上回っていればいいという
試合をしていくる。
勝つことに徹底的にこだわった采配だった。
それゆえに落合の野球は詰まらない
なんて批判が出た。
勝ってるのに批判されるなんて
勝てないチームから見たら贅沢だが…。
落合が監督を辞めて10年以上が過ぎたが
また監督をするべきだと思う。
僕はこの本を読んで改めてそう思った。
落合という野球を知ってる人の考えを
若い人にも伝えるべきだ。