なんか乗り切れないままに事件が解決してしまった。
1話目がチンタラしてるので
このまま10話くらいかけて
犯人を捜すのかと思ったら
2話で突然、駆け足で事件が解決。
別に2話で解決してもいいのだけど
だったら原作の面白さをたっぶり堪能出来るような
濃厚な2話にして欲しかった。
「このミステリーがすごい!」の大賞作を
こんなにスベったドラマにしちゃダメだ…。
そもそも、この作品って
「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」という
謎の遺言状がキャッチーなワケで
大泉洋演じる篠田も1話では
だから自分を犯人にしてくれと
言い出すところから物語は始まる。
ところが、2話目ではもう
遺産の話はどうでもよくなってて
ただの犯人捜しへ…。
篠田は、剣持麗子(綾瀬はるか)に犯人にされそうになるのを
否定するというよく解らない展開。
犯人にして欲しかったんじゃなかったのか???
で、結局150億は子供に行くとのこと。
財産を犯人に譲るという遺言状の意味は、
自分は子供の父親に殺されるから
…ってことなのか?
「遺言が殺人のきっかけ」というのも含めて
その辺りがよく解らなかった。
一番肝心なところなのに…。
更に、剣持麗子が突然逮捕されて
すぐ釈放されたくだりもなんだったのか???
そして、3話からは
原作とは離れた展開になるらしい。
「元彼の遺言状」というタイトルも
「しのだをたのんだ」に
むりやりこじつけたことになった。
こうなると原作って必要だったのかと思ってしまう。
初めから、オリジナルで
綾瀬はるかと大泉洋のバディものを
やればよかったんじゃないの?
1、2話で登場した人たちは
今後も登場するのだろうか…?