アメトーークでも紹介された
「JUMBO MAX」を読みました。

 

JUMBO MAX~ハイパーED薬密造人~(1) (ビッグコミックス)

 

人生で一度も勃起したことがない中年男性が
強力なED薬に出会ったことをきっかけに
自分で薬を作ってしまおう…という物語である。

言ってしまえば、危険ドラッグの話なんだけど
普通の人は、どんだけ気持ちいいと聞かされても
危険ドラッグのような違法薬物に手を出すことはない。
それは、人には理性があるから
経験のない危険ドラッグの気持ち良さは
倫理で抑えることが出来る。

それに対して、このマンガに登場する
ED薬は、たいていの男性は体験したことのある快楽。

つまり、未体験の危険ドラッグに比べて
既に体験済みの快楽は制御が効かないのである。

そして、危険ドラッグに比べて罪悪感がない。
ここがこのマンガの見事なところだ。

ゴールが全く見えない物語に
すっかりはまってしまった。