太川陽介のバス旅シリーズの
勢いが止まらなくなっている。
2007年に太川陽介、蛭子能収のコンビで
始まった「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」。
映画化もされた人気番組だったが
2017年で、蛭子の高齢化により
田中要次と羽田圭介にその席を譲ることになった。
その後も、蛭子能収との旅番組を模索していたものの
2019年からは、「ローカル路線バスVSローカル鉄道」の
新シリーズがスタート。
翌年には「陣取り合戦」のシリーズも開始。
更に「路線バスで鬼ごっこ」なんてのもあって
蛭子能収とのコンビ時代は
年に3回程だったバス旅が
現在は、このコロナ過の合間を縫って
月1くらいのフル回転状態になっている。
蛭子という呪縛から解き放たれた太川陽介が
共演者も飽きれるくらい大人げない態度で
縦横無尽にバスで移動しまくっているのだ。
このシリーズが面白いのは
太川陽介が常に本気で勝ちに行くこと。
還暦を過ぎてるとは思えないほどパワフルだ。
本気で悔しがり、本気で落ち込み
本気で嬉しがる姿が
見てる人の心を惹きつけるのだ。
先日の放送では自身の大人げない態度を
反省していて、もちろんそれはいい事だけど
一方で、徹底的に勝ちに拘る太川陽介を
見ていたいというのもファンとしての気持ちだ。
70になっても、80になっても頑張って
見ている高齢者に勇気を与えて欲しい。