最終話は真の犯人が解るのかと思ったら
東朔也(迫田孝也)が犯人なのは変わらなくて
日高(高橋一生)を説得させるだけの話だった。

東朔也は、初犯であれだけの犯罪をやってのけちゃうの
凄すぎない?…って思ってたけど
東朔也も、証拠を隠ぺいした日高も凄かった
というオチでした。

日高がボストン時代に、複数の女性が殺害された
連続殺人犯の疑いがかけられていた
…という話もたまたまでした。


結局、入れ替わりはなんだったんだろなぁ。
日高は何か知ってるのかと思ったら
別にそういうワケでもなくて
元に戻ったのもたまたま…ってこと。
この謎がこのドラマの一番のキモだと
思ってたんだけどなぁ。
入れ替わる意味ってあった?
お母さんがどうとか言われてもね。

あと、みんな入れ替わりを簡単に受け入れ過ぎ(^^)。
陸(柄本佑)にしても、八巻(溝端淳)についても
五木(中村ゆり)にしても
割と簡単に受け入れてしまう。

八巻に至っては、自分から入れ替わりを疑ってたきたし。
彩子がおかしいと思っても日高との入れ替わりまで
発想が飛ぶか?
そこまで気のまわるヤツが
ところ構わずデカい声で電話するのか?

そして、タイトルの「天国と地獄 ~サイコな2人~」。
「天国と地獄」ってタイトル、ダサいよなぁ
…って思ってたけど
もっと解んなかったのが「サイコな2人」。
サイコパスな人なんて居ました?
割とみんな真面目でいい人だったけど…。



結局、最後まで全然好きになれないドラマだった。

森下佳子、苦手だなぁ。

ただ、迫田孝也はこんな大きい役を貰えて良かったね。
あの役は、売れてる人がやっちゃうと
この人がこんなチョイ役をやるワケない
…って最初から違う目線で見られちゃうから
迫田孝也くらいの役者でないと成立しないよね。