映画「鬼滅の刃」がすごいことになっている。
公開3日で興行収入46億円を突破。
僕自身の「鬼滅」の評価はひとまず置いといて…
「千と千尋の神隠し」の持つ
日本歴代最高興行収入308億円を抜くのは確実だろう。
作品の持つチカラ以上に
いろんな奇跡が絡み合っている。
新型コロナもその一つだ。
映画館は新型コロナの影響で
壊滅的な打撃を受けていたのだが
それを全て吹き飛ばすような
「鬼滅の刃」の快進撃。
これは映画の神様からのプレゼントだ。
僕は映画が公開される前から
「鬼滅」は映画でやっていく方がいいと思っていた。
「ハリーポッター」みたいに…。
テレビアニメがいくら人気だったとはいえ
常に20%超えなワケでもない。
第2シーズンもやるそうだが
それより年に1本のペースで
映画を作り続けていく方が
興行的には圧倒的に美味しい。
それは、今回の映画の結果を見て確信した。
毎年、夏休みとお正月の間の
ちょっと映画館が沈む時期に
「鬼滅」祭りを開催してくれたら
映画館はどれだけ嬉しいか。
ファンはテレビでも見たいかもしれないが
年に1度の恒例イベントになっていくのも
それはそれで楽しいと思う。
映画に向けて新しいグッズも出せる。
新曲も出せる。
コラボイベントも出来る。
制作する側にしても
26話作るより、2時間の映画に集中する方が
負担は減るし作品自体のクオリティも上がる。
(テレビだとバカなクレーム入れるヤツもいるし…)
何より「映画」の方が海外進出も容易になる。
日本だけで終わらせないためにも
映画にしていくべきなのだ。
良いこと尽くめなんだけど
問題は原作が既に終了していること。
オリジナルストーリーとか始めると
クオリティが落ちて散々なことになっちゃう。