とにかく、最後まで顔芸と怒鳴り散らすばかりの
品のないドラマになっちゃったのが
残念だった…。
これがイヤで見るの止めた人も多いと思う。
菅田将暉が「下品」と言って炎上したけど
(彼の場合は褒め言葉だったが…)
間違いなく「下品」なドラマだったでしょ。
逆にこれがウケたのだと言う人もいるけど
そんなことしなかった前作は
42%までいったワケだしね。
僕は原作モノの映像化については
出来るだけ原作に忠実に作るべし…という考えだ。
原作通りにやらないんだったら
そもそもオリジナルでやるべきだしね。
原作を使いたくて使用するのだから
原作の良さを最大限に生かす。
全く当たり前の話だ。
ただ、そうはいっても
予算だったり、スケジュールだったり
人間関係だったり、いろんな理由で
原作のまま出来ないことだってたくさんある。
だとしたら、最低限のマナーとして
原作より面白くしなければならないと思う。
原作を汚すだけの作品ならやらない方がマシだから。
野木亜紀子なんて、たくさん原作モノを担当してきたけど
もう全て作品が超完璧なんだ。
作品の良さを全て理解して取り込んだ上で
より面白いアレンジをする。
脚本家ってそういう職業なんだと思う。
半沢の続編については、原作次第だろう。
オリジナルでやった「狙われた半沢直樹のパスワード」は
ひどい出来だったし、スピンオフも含めて
オリジナルは絶対止めた方がいい。
池井戸潤も続編は書くと言ってるので
あるとは思うけど
ドラマは、このスタッフにはもう作って欲しくないかな。
最近出た「アルルカン~」も
映像化したら、大和田や黒崎を強引に登場させて
メチャクチャにしちゃうんだろうなぁ。