役目が終わって物語から退場した人間が
再登場する…という展開は
盛り上がるので、作り手としては
ついつい手を出しがちだ。

しかし、それも何度も繰り返すと
全体として浅くなってしまう。

再登場はここぞという場面1回だからこそ
効果的なのだ。

ところが半沢では、黒崎にしても森山にしても
いったい何度登場するのか…。

未練たらしいというか、節操がないというか
粋じゃないんだよね。

森山なんて銀行とは関係ないし

登場する必要性が全くない。
高額なギャラを払ってるから
前半で終わらすのは勿体ないということか…。

そもそも、かつての敵が次々仲間になるという展開も
大人のドラマとしては安っぽい。
ひと昔前のジャンプじゃないんだから…。