待ちに待った半沢直樹6年ぶりの新作。
改めて半沢直樹の面白さを再認識した。
楽しくてあっという間に読んでしまった。
まぁ、現在放送されていてる
幼稚で下品なドラマ版には落胆と失望しかないのだけど…。
ちなみに「アルルカン~」は、
そのドラマ版の続きの物語ではない。
年時としては1作目の前となる。
舞台は大阪西支店だ。
…なので
1作目で、石丸幹二が演じてた浅野や
宮川一朗太の演じてた江島、
Hey! Say! JUMP・中島裕翔の中西などが
登場する物語となっている。
「ちょっと物語が大きくなりすぎた
という感覚があったんです。
銀行員としてもう少し現場に近い、
卑近な戦いを書いてみたい。」
4作目の続きにしなかったことについて
池井戸潤が語ったように
このままいくと次はアメリカ辺りを
相手にしないといけなくなっちゃう(^^)。
とはいえ、やっぱり続きも読みたいよね。
まだ、半沢直樹の小説を読んだことない人に
ぜひ「アルルカンと道化師」を読んで欲しい。
いかに半沢直樹が、品のある
大人のエンターテインメントであることが
ご理解戴けると思う。