久しぶりに見た「愛していると言ってくれ」。
「素顔のままで」、「あすなろ白書」、
「君といた夏」とフジテレビで連ドラを書いてた
北川悦吏子が、初めてTBSで書いたのが
「愛していると言ってくれ」だった。
当初は、聴覚障害は女の子の方というアイデアも
あったそうだが、豊川悦司の長くてキレイな指を生かせたので
これで正解だったと思う。
女の子の方のアイデアは、後に「オレンジデイズ」で
採用されている。
僕は放送当時、学生だった。
場面、場面は覚えてるんだけど
意外と忘れてたな。
常盤貴子演じる紘子は、
不器用に突き進む思い込みの強い性格で
悪くいえばワガママ。
そんな紘子に振り回される
大人の榊晃次という印象だった。
今回、見返してみて
こりゃ豊川悦司、人気出るよ…って思った。
晃次の優しい笑顔にやられちゃうの解る。
豊川悦司も常盤貴子もジワジワ来てた人気が
このドラマでイッキに弾けた気がする。
調べてみたら、映画「Love Letter」も同じ年。
「NIGHT HEAD」は前年だったので
まさに豊川悦司の大ブレイク期だったワケだ。
あと、「愛していると〜」には画家のライバルとして相島一之が出てんだけど
豊川悦司との対立といえば
映画「12人の優しい日本人」だ!
…って当時も思ったのを思い出した(^^)。