「やすらぎの刻」が1年間の放送を終えた。
なんだかんだ言いながらも僕は全話見てしまった。

みんな思ってたように
「道」は平成編になってから
つまんなくなっちゃったよね。

しかもあの終わり方はなぁ…。
もっと希望の持てる
いい終わり方で良かったと思うんだけど
倉本聡にとって、平成は希望の持てない
心の貧しい時代だったということなんだろうか…。



それにしても石坂浩二、若い。
今年で79歳とは思えない。

おじいちゃんなのに、全然おじいちゃんに
見えないんだよなぁ。


毎日、15分としても
×全248話で3720分(62時間)。

「道」もあるし、総集編もあるしだけど
朝ドラや大河よりも長いワケだから
それを書き切った85歳の倉本聡も凄いし
主演として走りきった石坂浩二も素晴らしいよ。


最後は理事長(名高達男)が
金庫から脚本を持ち出すという
酷い展開なんだけど(笑)
その理由が、老俳優達は今も出番を待ってる…と。

このドラマは、まさに
そんな老俳優達への倉本聡からのプレゼントなのかもと思った。

浅丘ルリ子、加賀まりこ、藤竜也
ミッキー・カーチス、橋爪功
…みんな80歳前後だもんね。

彼らがメインになるドラマなんて
倉本聡にしか書けないよ。


さすがにこの続編は、もうムリだろうけど
倉本聡には、ずっと書いていて欲しいなぁ。