夕方に行けば空いてるかな…と
17時頃に行ったんだけど…とんでもない
すごい人だった。
展示内容も濃くて、1500円のチケット代分の
見所は十分満たしてる。
満足度高いです。
高畑勲作品といえば
やっぱり表現へのこだわりの凄さだよね。
徹底的にリアルを追い求めた
「火垂るの墓」や「おもひでぽろぽろ」の表現に
疑問を持ってしまって、
その先に「となりの山田くん」に行き着き
遺作となる「かぐや姫の物語」へと向かうのだ。
僕は、既存の表現を否定して
より新しい表現を求めた辺りに
なんとなくピカソに通じるモノを感じている。
でも、ピカソって解る人は解るけど
解んない人からは「なんだこれ?」って感じだよね。
表現における高畑勲の功績は、ものすごいんだけど
映画の興行成績から見ちゃうと
「なんだこれ?」ってなっちゃう。
新しい表現って難しいんだよなぁ。