「マツコ&有吉 かりそめ天国」が
金曜の20時に移動することが発表になった。

2017年に「怒り新党」から「かりそめ天国」へ
番組がリニューアルされ以来
すっかりつまらない番組になったことは
以前にもこのブログでも書いた。

多くの人が、二人のトークをもっと楽しみたいと
要望しているのに対して
番組は全く応えるつもりがないまま現在に至る。

「怒り新党」では2桁だった視聴率も
「かりそめ」では1桁で安定している。
番組としての役割も終えつつあり
この先も上がることはないだろう。


その「かりそめ天国」が今年10月に
水曜の23時台から、金曜20時に移動する。

普通に考えたらゴールデン昇格だが
「昇格」する理由が全くないのである。

3月に放送したゴールデンの2時間SPも
9.1%という微妙な数字で終わっているし
内容的にもとてもゴールデン向きとは思えない。
深夜に、ひっそりと二人のトークを楽しむのが
この番組の良さだったのだ。


では、なぜゴールデンに移動するのか…といえば
テレ朝的には、番組を終わらせる理由が欲しい

…のではないか?


「かりそめ」の視聴率が下がったとはいえ
深夜帯として考えれば特別悪い数字ではない。

しかし、今や超売れっ子となった
有吉とマツコのギャラから考えると
物足りない数字ではある。

「さんまのまんま」は
さんまのギャラが払えないことが理由で
レギュラーが終了したが、
同じように、有吉、マツコのギャラが
高すぎるのである。


つまり、ゴールデン進出は、番組終了への布石なのだ。
ゴールデンでも1桁視聴率のままなら
番組終了の理由が成立するからだ。

もちろん、大成功すれば継続でもいいが、

現状ではそれは考えにくい。


「かりそめ天国」の終了は、
いよいよカウントダウンに入ったのだ。