ラピュタの制作秘話を書いた
木原浩勝氏の『もう一つの「バルス」』。

その続編である『ふたりのトトロ』では、「となりのトトロ」の
制作の裏側を書いている。

 

タイトルの「ふたり」とは

宮崎駿と木原浩勝のことで

ふたりでスタートした企画ということだ。

あの場面にはこんな制作過程があった…という
「トトロ」が好きなら、最高に楽しい一冊だ。

あっという間に読んでしまった。

 






僕は初めて「トトロ」を見た時のことを覚えている。
高校生の時で、公開初日に映画館に観に行ったのだ。

「ナウシカ」、「ラピュタ」のような
壮大な物語を期待して行ったので
「トトロ」を見終った時は
かなり肩透かしな気分だった。

…とはいえ、その後確実に50回以上は
見てると思うんだけど
見れば見る程、僕は「トトロ」が
好きな作品になっていった。

結局、今はジブリで一番好きな作品かもしれない。
(一番好きな映画は「カリオストロ」だけど
 ジブリには含んでいないので…)



ちなみに、「トトロ」には続編がある。
ジブリ美術館で公開されている「めいとこねこバス」である。

「となりのトトロ」が春から夏を描いているのに対して
「めいとこねこバス」は秋になっているのだ。


「めいとこねこバス」も超名作で、
「となりのトトロ」よりも好きかもしれない。

ジブリ美術館でのみ観ることが出来る。