西島秀俊と内野聖陽という
あり得ないキャスティングから
見始めたドラマだったけど
今期で一番楽しみなドラマになった。

いろんな出来事、問題を乗り越えていく
二人の愛情を見ていると
温かい気持ちになる。

本当に、この二人でないと成立しない作品。
続編を望む声は大きいと思うけど
2人のスケジュールを考えると
なかなか難しいかもね。
ぜひやって欲しいけど…。






もう一つ「腐女子、うっかりゲイに告る。」

NHKらしくないすごいタイトルだな…と思ったが
原作の小説は「彼女が好きなものはホモであって僕ではない」…と
こちらもすごいタイトルだった。

 

40代の「きのう何食べた?」に比べると
「腐女子~」は高校生としての
より大きい同性愛者の悩みを描いてる。
異性愛者だって10代ともなると
繊細で悩みも大きいワケだから
同性愛者はもっとセンシティブだよね。

気楽に見始めたけど、途中で重くなってきて
どうなっちゃうんだ?…と心配になったが
ラストは未来に向かって前向きな終わり方で

とても良かった。



ぼくは、同性愛者を否定するつもりはないけど
やっぱりどこか理解が足りていなくて
それがこの2本のドラマからとても考えさせられた。

バラエティでLGBTを扱うと
全て批判の対象になってしまうけど
なんでもかんでも排除するのは違う。

もちろん差別がダメなのは解ってるけど

何でもかんでも差別と批判するのではなく
いろんな表現が許されていいと思うし
みんなが、よりフラットに生きれたら
もっとラクで楽しくなれるのになぁ…と思う。