僕は、小山ゆうが大好きで
「がんばれ元気」、「スプリンター」
「お~い!竜馬」あたりは
何度も読み返している。
1994年からは「あずみ」が大ヒットして
結局20年も連載していた。
僕は正直「あずみ」はそれほど好きではなかったので
終わった時は、やっと終わってくれた
…と思ったものだ。
そして、「あずみ」終了後の2014年に
スタートしたのが「雄飛」である。
戦後の混乱期を舞台に
母親と姉を殺され、孤児となった主人公・雄飛が
やくざの家の養子となり
復讐に燃える物語である。
「がんばれ元気」以来、久しぶりに
ボクシングを扱っており、
また養子が経営者として頭角を現す展開は
「スプリンター」を彷彿させる。
何より全16巻、イッキに走り抜ける
ハラハラドキドキの展開に
70歳になっても
変わらない小山ゆうのパワーに驚かされた。
次回作も楽しみだ。