2019年の大河ドラマ「いだてん」は
1964年東京オリンピックが実現するまでの物語だ。
割と誤解している人が多いが
大河ドラマは歴史に登場する
実在の人物を扱うモノと
決まっているワケではない。
「黄金の日日」、「山河燃ゆ」など
実在の人物でない大河も過去にはある。
(「山河燃ゆ」は僕が小学生のときに見ていたが
山崎豊子の原作だったんだなぁ。
当時から山崎豊子作品好きだったんだ…と
自分の好みの変わらない感じに驚いた(^^))
逆に言うと、歴史モノにする方が
作り手にしたらラクなのだ。
1年掛けて47話の物語を作るのは
大変な作業だし、リスクも大きい。
全くのゼロから作るより
既にベースがある方が書きやすいのは間違いない。
そして、宣伝するのも都合がいい。
「東京オリンピックの話」とか言われるより
「今回は戦国武将○○が主人公の話です」…と言えば
伝わりやすい。
関連の書籍だって販売しやすいし
関わりのある地域だって勝手に盛り上がって
宣伝してくれる。
あえて今回、それを外すのは
クドカンだからこそ出来ることだ。
しかも、東京五輪を翌年に控えた
このタイミングで
オリンピックの話をやるなんて
もう楽しみしかないでしょ。