「第三舞台」、「劇団☆新感線」の演劇プロデューサー
細川展裕による自叙伝。
「演劇プロデューサーという仕事」を読んだ。


僕が初めて自分でお金を払って観た演劇は
鴻上尚史の「第三舞台」である。
まだ10代の頃だ。

初めて観た演劇は衝撃的で
心を揺り動かされるとはこういうことなのか
…と興奮したのを覚えている。

その後、三谷幸喜、、新感線、宮藤官九郎
虚構の劇代、ヨーロッパ企画…と

演劇にどっぷり浸かってしまい
現在も年に数本の舞台を観に行っているのだが
こんな風に僕をしてしまったのは
「第三舞台」なのである。

細川展裕はそんな「第三舞台」ブームの立役者である。
そして、その後「劇団☆新感線」へと居場所を変える。

「新感線」といえば、今や
主役に人気のある俳優が上がり
ド派手な演出で年間何十万人も動員する
巨大なショービジネスとなったが
それを確立したのがが細川展裕なのである。


第三舞台も新感線も知ってる僕は
とても興味深く読んだ本だった。