1ヶ月ほど前の『関ジャム 完全燃SHOW』で
「音楽プロデューサーが選ぶ
2018・上半期ベスト5」…と銘打ち、
3人のプロデューサーが2018年上半期の名曲を選出する
企画をやっていた。
音楽のプロ目線なので
僕は宇多田ヒカル、サカナクションくらいしか解らなかったのだけど
3人のプロデューサーのウチ、2人が挙げたのが
なんと星野源の「ドラえもん」だった。
3人×5曲なので15曲。
15曲のウチの2曲が「ドラえもん」ってね。
なんちゅうミラクル…。
この曲の何が凄いって
タイトルが「ドラえもん」であることだ。
秦基博に「ひまわりの約束」という
超名曲がある。
これは2014年に公開された
映画「STAND BY ME ドラえもん」の
主題歌である。
「ドラえもん」をイメージして書かれた
曲ではあるけれど
4年が過ぎた今では普通に
秦基博のヒット曲として認知されている。
既に、「ドラえもん」の影は色褪せてきている。
しかし、星野源の場合はそうはいかない。
なにせタイトルは「ドラえもん」だから…(^^)。
今後も永遠に、国民的アニメを背負っていくことを
真正面から受け止めた曲なのだ。
いしわたり淳治氏は、こう語っていた。
「星野 源というアーティストの今の時代における無敵感、余裕、
ある種の凄みのようなものを感じる事件だと思いました」
前にもここで書いたけど
星野源は映画の主題歌を書く時点で
タイトルは「ドラえもん」でいこうと決めていた。
それをなんの躊躇もなく
思いきれてしまう勇気と度量と
それを周りを納得させてしまう安心感が
星野源の魅力なのだと思う。
昨晩は星野源の「おげんさんといっしょ」が
NHKで放送された。
まだまだ星野源の勢いは増すばかりだね。