僕と、あだち充の出会いは
テレビアニメの「ナイン」だった。

小学生で、恋愛モノには
まだ気恥ずかしさがあった僕は
とんでもない衝撃を受けたのを覚えている。

思えば、「カリオストロ」を見たのもこの頃だし
「プロレス」を見始めたのもこの頃…。
僕は、この頃にその後の人生に関わる
大事な出会いをしていたなぁ…(笑)。

で、そのまま「タッチ」、「みゆき」に
どっぷりと浸かって現在にまで至るのだ。



「漫画家本vol.6 あだち充本」は
そんな僕みたいなあだちファンには
たまらない一冊になっている。

 

 

20時間インタビューとして
あだち充自身が全作品の解説をしているのだが
これがとても読み応えがある。

過去の伊集院光、大泉洋との対談も
収録されているのは嬉しい。

ファンなら絶対に買って損のない一冊だ。