木南晴夏という女優を知ったのは
2009年の「20世紀少年」第2章だ。

小泉響子というヒロイン・カンナの
友人役としてオーディションで選ばれたのだが
木南晴夏本人は、ヒロインに選ばれなかったことが
受け入れられなかったようだ。

ところが、「20世紀少年」の小泉響子は
木南晴夏以外にあり得ないくらいの
ハマり役で、原作の漫画そのまんまの女の子。
結果的にこれが注目されるきっかけとなった。


この「20世紀少年」以来
瞬く間に売れていったのだが
世間的な印象でいうと
2011年の「勇者ヨシヒコ」ではないだろうか…。

木南晴夏は、魔王を倒すために
世界を冒険する4人組の1人・ムラサキとして
コメディエンヌの才能を発揮した。

「勇者ヨシヒコ」は計3シリーズ制作されるほどの
人気作品となり、木南晴夏の代表作にもなった。


その後、2012年の「家族八景」では
ドラマ初主演も経験しているが
やっぱり彼女はメインより脇で輝くタイプ。
とんでもない数の作品で
その存在感を発揮している。

コメディでもシリアスでもいける幅広い女優。
結婚後の活躍も期待したい。




ところで、「20世紀少年」では
ヒロイン・カンナ役を勝ち取った平愛梨だが
その後、女優ではパッとせず…。
バラエティ番組での活躍の後に
プロサッカー選手・長友佑都と結婚し
現在は海外で生活を送っている。


人生なんてどこでどうなるか
わからないものだね。