任天堂がコロプラに対し、
スマホ向けゲーム「白猫プロジェクト」の
配信差し止めと、損害賠償44億円の支払いを
求めて東京地裁に提訴した。
任天堂広報によると、
5件の特許について侵害されてるとのことだ。

コロプラによると、
16年9月に任天堂から特許侵害の指摘を受けており
「1年以上にわたり時間をかけて真摯かつ丁寧に、
任天堂の特許権を侵害しないことを説明したが、
当社の考えが任天堂に受け入れられるには及ばず、
訴訟を提起されるに至った」とのことだ。

「特許」は使う事自体が絶対ダメというワケではない
正式に特許使用の許可を得て

使用料を支払えば問題はないが、
今回の場合、コロプラは
「特許権を侵害してないと」主張していおり
1年以上に渡る話し合いで決着が着かなかったので
任天堂は提訴に踏み切ったのであろう。

コロプラが本当に、特許を侵害していないと
思っているのなら、司法の場で決めて貰えばいい。
ただ、企業としてのダメージは
かなり大きいけどね…。


任天堂は、スマホゲームとしては後発だが
ニンテンドーDSでは
初代iPhoneが出るより2年も前に
タッチパネルを使用したゲームを開発している。
そのため、タッチパネルに関する特許を多数持っている。

また過去には、十字キー、LRボタン、振動パック…等
ゲーム界に革新的なアイディアをもたらしているが
ことごとくパクられてきた歴史があり
法務部には特に力を入れてきた。



任天堂法務部といえば、昨年
公道のカートツアー会社「マリカー」との訴訟に
敗北したとの報道があったが
あれは「マリカー」という
商標の使用に関する裁判のことであり
マリオのコスチュームを貸与した
レンタルカートビジネスを続行できるかどうかは
別の裁判でまだ続行中である。