12月12日放送のテレビ東京「ガイアの夜明け」は
「“絶望職場”を今こそ変える!」だった。

外国人技能実習制度の裏に潜む給与未払いや
長時間労働などの実態に迫った内容で
時給400円で一日15時間、休日なしで働かせ
挙句、給与を払わず
偽装倒産する縫製工場を追っていた。

番組内では外国人達が、縫製工場の発注元に
抗議に行く場面も放送されているが
待ち受けた社員二人が「はいはい」という感じで
門前払いのような扱いだった。
感じ悪いのなんの…。


もちろん、この発注元は番組内では伏せられており
社員二人も顔を隠されていたのだが
ネットでは、会社の建物等からすぐに
セシルマクビー(CECIL McBEE)であることが
割り出されいた。

番組取材に対し、同社は
「下請けのやってることに法的義務はない」
「BPOに苦情申し立てをする」と
強気の書面回答をしたのだが
その書面も放送されてしまい
余計にイメージを悪化させた(笑)。

当然の大炎上!
これを受け、「セシルマクビー」を手掛ける
「ジャパンイマジネーション」は
「本年7月に、岐阜一般労働組合、及び番組制作会社より
 一報を受けて初めて知った」
「今年9月をもって同工場での製造は終了」と
コメントを発表した。


もう遅いよ。
番組が取材した時にそれを言えって。





もう一つ。


悪徳縫製工場に偽装倒産の手ほどきをしているのが
原武之弁護士という人物らしい。

原武之弁護士の手口は、
外国人に過剰な時間外労働をさせて
未払いの残業代を残したまま会社を倒産。
→倒産すれば残業代の未払い分がチャラになる。
→→そしてまた同じ工場に似た会社を設立
…という内容。

この弁護士は
「『外国人技能実習制度』活用法」
「外国人実習生を巡るトラブルへの対処法」
なんて講演もやっていて
外国人労働者を食い物にするクズ弁護士のようだ。







とにかく、この番組は本当に悲しくなった。
日本人であることが恥ずかしくなった。

多額の借金をして日本に仕事に来る

外国人が本当に可愛そう。


同時に、これを放送してくれたテレ東には
「よくやった」と言いたい。

今の日本は外国人労働者なしでは
成り立たなくなっている。
早く法制度含めて見直して欲しいよ。