11月28日放送の『ガイアの夜明け』は
マラソンシューズ開発の裏側に迫った内容だった。


まずは、「きねや足袋」の「無敵」という足袋シューズ。

「陸王」のモデルとされているシューズだ。

きねやは、「陸王」のこはぜ屋と同様に
埼玉県行田市にある足袋メーカー。

人間本来の体に負担をかけない走法
「ミッドフット走法」を目指してる足袋シューズは
聞けば聞くほど、「陸王」の世界そのものだ。

実際に、「無敵」を採用した大学が
フォームが改善させて
タイムを縮めたという内容にも触れていた。



それに対するのが、ナイキのシューズ。

ナイキは、ソールを薄くしていく現在の流れとは逆に
厚底ソールを採用している。

「”正しい走り方”というのは神話で
 これが理想的な走り方というのはない」と
誰もが好きなフォームで速く走れるシューズを
目指している。

厚底の理由は、ソールの反りかえりからの反発を利用して
前に進むようにアシストするため。
厚底でありながら、片足180グラムと軽く
疲れにくい上に速く走れるという技術だ。

折れ曲がる靴底の反発力を利用するなんて
人間本来の走りを目指す「無敵」とは
全く逆の発想だが…
うーん…なんだろ
なんかズルくない?

世界記録を連発して禁止になった
SPEEDO社の競泳用水着レーザー・レーサーと
同じ違和感を感じるのは僕だけかなぁ?