なんか「ひよっこ」ロスのためのドラマ
…みたいなキャスティング。
でも「ひよっと」と同様に
日常の小さな出来事を丁寧に描いたドラマだ。
まさに岡田惠和という感じ。
「ひよっこ」もそうだけど
このドラマも、イヤな奴が一人も出てこない。
「わかりやすい敵を作る」というのは
物語を作る上で最も基本である。
たいていの物語に、悪役はいる。
もちろん、それは悪いことではない。
でも、このドラマに敵は一人も出てこない。
それでいて、しっかりと物語が成立する。
それが、どれだけ難しいことか…だ。
岡田惠和は
今、それが出来る唯一の脚本家かも。