前後編の2、3話は
1話よりは面白かったけど
いろいろ引っ掛かった話だったなぁ。
蘭子の父親にしても
「騙された」…っていうのは
お門違いな気がした。
ビジネスってそういうモンでしょ?
(何も知らないお爺さんならともかく…)
なんでもバカ正直にやって
上手くいくに越したことはないけど
頂点を目指す人は
いかに相手を騙して利益を得るかの戦いじゃない。
よく調べもしないで
引っ掛かった方が悪いし
でも、だからといって
それがバレたからって殺す方も
どうかと思ったよ。
蘭子(深田恭子)にしても
わざわざホテルにかくまってるにも関わらず
バスローブ姿であっさり
知らない男を部屋に入れちゃうし。
無警戒にもほどがあるよ。
殺し屋(高橋努)も意味不明で
欲しかった資料を手に入れられたのに
蘭子を連れて屋上に行っちゃう…。
屋上でどうするつもりだったの?
資料を処分するだけなら
蘭子なんか連れてく必要なかったでしょ。
蘭子も七瀬五郎(瑛太)が戦ってるスキに
逃げもしないで見てるし…。
なんの為に五郎が戦ってるのか。
資料を守るために何をするべきか…。
結局、屋上に行かせたのも
被害者と同じように転落死させる為…。
こういうご都合主義の脚本を見ると
ウンザリしてしまう。