内村光良の監督、脚本、主演の映画「金メダル男」。

2011年に上演した内村の一人舞台
「東京オリンピック生まれの男」を
ベースとした作品である。

 

僕は舞台版も観に行ってるし
この映画自体にもエキストラとしても参加したので、
とても親近感のある作品だ。

 


内容は、1等賞を取ることだけを
ひたすら求めてしまった男の話。

「人生は上手くいかないことばかりだけど
 無駄なことなんて一つもない」というのが
映画で伝えたいことだと思うけど
20代くらいの若い人には
ピンと来ないかもしんない。

 

生きてるといろいろあるけど
だから人生って面白いよね。

 


映画は、ウッチャンらしい温かいコメディなんだけど
僕は一人舞台を観てて話も知ってたので
それがどう映画として
どう上手く変換出来たかを期待してた。
でも一人舞台が完成度高過ぎて
映画はそれに負けちゃったという印象だね。

 

楽しい作品ではあるけど
映画向けではなかったのかなぁ。