マンガ家が描きたいモノを描けたからといって
幸せとは限らない。
まして、それが売れるとも限らない。
いや、むしろ売れないことの方が多いと思う。

読者に媚びてるだけの作品は売れないし
マンガ家が好き勝手に
描いてる作品も売れない。

そのために編集者の目が必要なのだ。
読者とマンガ家の間のちょうどいい位置に
置くことの出来た作品がヒットする作品だ。

だからこそ、編集者の意見は重要な要素だし
編集者の判断が正しければ
マンガ家との信頼も気付いていける。

高畑(滝藤賢一)は描きたいモノを描くより
描けなかった作品を描けてる喜びに気付いた。
それは五百旗頭(オダギリジョー)という
優秀な編集者に出会えたからだ。

自分ひとりで何もかもが出来るワケではない。
大事なのは、そこに気付けているかだ。
マンガ家に限らず、全ての人に言えること。